2014年03月23日

万年筆のお話 プレジール その2

いろいろあって、現役の普段使い筆記具になったプラチナ万年筆のプレジール。使い始めてしばらくして感じたことは2点。
  1. やっぱり0.5だとちょっとだけ太くて、手帳とかメモ帳に使いにくい
  2. ほんの少しだけどブルーブラックインクが裏写りするので、手帳とかメモ帳に使いにくい

プレジールには、今使っている0.5(M相当)の下に、0.3(F相当)のペン先があるので、そっちはそれを使うとして、インクは…
普通に考えると、プラチナのカートリッジインク、カーボン黒を入れればいいだけのことですが。。。





どうせ万年筆を使うのなら、コンバータ(万年筆の中に入れるスポイト状のもの)を利用して、インク壜から万年筆にインクを吸い上げる、という操作はしてみたいよな、というのが一点、そして、そのネーミングなりレビューなりから、ぜひ使ってみたかったインクがあって、それがプラチナではなく、セーラーの「極黒」であったのがもう一点。



ここで計画の概要は以下のようになります。
  • プラチナ プレジール 0.3を入手する
  • プラチナのコンバータを入手する
  • セーラーの極黒を入手する
  • セーラーの極黒を、コンバータを装着したプレジールで吸い上げる
  • 気持ちよく使う




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posted by Tig3r at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具日記

2014年03月21日

万年筆のお話 プラチナ万年筆 プレジール

※万年筆といいますものは、現在では大変に趣味性の強いものでして、万年筆でググりますと、それはもう大変に体重の乗ったブログが山ほど出てくるわけで、自分の書くことなんてもはや全然残っていないんですけどね…

話は十数年前に遡り。
身内の海外旅行土産に、万年筆をいただきました。当時は聞いたことのないメーカーだったので、作りはものすごくしっかりしているけど、まあ何かその国ローカルのものでインクカートリッジとか手に入らないんだろうし、高級品ではあろうけれども、飾りものだなあと思っていました。
なので、実家の納戸に放り込んであったんですね。

数年前に実家の納戸を整理していたら、それが出てきて、ああ、そういえばこれをもらったっけと思って今見てみると、これがCROSS のタウンゼントであったことがわかりまして、さっそくブルーブラックインクを買ってきて実用に供することに。

  


使い始めてみると、ボディが非常に重いため筆圧ゼロ筆記が可能で、また重みで逃げるペン先を中心にとどめようとする指の動きが、普段鉛筆やシャープを使っているときの、動的な使い方ではなく、抑制的な使い方であるためか、はたまたインクの色味か強弱のつきかたか、あまり好きではなかった自分の字が、それほど嫌いじゃないなと思える程度には書ける筆記具であると、この年にして改めて気が付かされました。

学生のころにも、いやそれよりも前、中学生ぐらいのときからなんとなく万年筆には大人の香りを感じていて、必要以上にいろんな万年筆を買い込んでは、いつのまにか飽きたり使わなくなってインク固まったり、一度などこれは大人になってから買ったもので、確か目黒の駅ビルの文具店で、何本も何本も万年筆を出してもらって描き心地を試し、よしこれだと一本買って愛用していたら、こともあろうにキャップを外した状態でペン先からタイルの上に落としてしまい、ペン先がイスカの嘴状に、あわてて同じ品番のを買い込むも馴らしの違いかあたりの違いか同じ書き味にはならず結局使わなくなってしまったことなどがあり、あまり良い関係は作れていませんでした。

ついでに思い出したのが、さらにそれ以前に自分は何かダイヤモンドカットでゴールドの万年筆を一本戴いていたはずなのですが、それの置き場すらわからないことに気がついてしまいました。今思い返せばなんとなくモンブランかウォーターマンっぽい…


さてそうして万年筆を使い慣れてくると、さすがにこのタウンゼントのMは、中字とはいえそれはアルファベットを書くための中字。漢字を書くには太すぎてあまり向きません。こうなると日常の仕事中のメモなり伝言なりにも万年筆を使いたくなってきているので、さすがに日本字向けの中〜細字のを仕入れたいなと思い始めます。
ついでに言うと、普段ポケットに入れて開発現場で書きなぐりのメモをガシガシと書くような用途には、ちょっとタウンゼントは落ち着きすぎていて、今スチールの机で電話を肩にはさみつつ画面をにらみながらメモを取ろうとしてたのに、キャップをあけた瞬間に騒音が消え、静謐な書斎で重厚なマホガニー的な感が出てしまい、ちょっとテンポが違うんですね。
さらに言うと、クロスのブルーブラックインクはどうも古典ブルーブラックではないらしく、最初から良い色で…これが少しつまらないw

なので、日常使いのできる、軽くて安くて、それでいて書き味が良い万年筆をさがして使おう!となりました。

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posted by Tig3r at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 文具日記

スーパー泡ジョイ改め Dawn Direct Foam さらに改め…

かつて国内販売されていた当時、その汚れ落ち・斬新さにほれ込み、さあこれからずっとこの洗剤を使おうとしていたのに、突然の販売停止の憂き目を見、しかしアメリカ本国では同等品がいまだ販売中であることに気づき、あわてて国内で扱っているところを探した結果、国内の在庫をほぼ買い占めしてしまって、その後とーんと見なくなってしまったスーパー泡ジョイ改め Dawn Direct Foam についての続報です。


その後、どこの通販でも本当にこの商品を見なくなってしまいました。
手持ちのボトルは数本しかなかったので、他の洗剤も併用しつつ、小出し小出しに使っていました。
それでも残りボトルがついに一本になり、愛しさと切なさと心もとなさとともになんとかならんかなあとぐじぐじ悩んでいたのです。

Dawn Direct Foam は、本国Dawnでも多少商品のリニューアルがあったようですが、現在でも Dawn Platinum Erasing Dish Foam として販売されています。販売されています。大事なことを二回言う風潮はいったいどのへんが起源ですか。

しかしリンクされている販売場所検索ではそもそも日本が選べず…

作ってないわけじゃない。モノはある。でも日本で売っていないだけだ。どうしても欲しい。できるだけお安く。
だとしたら、もうするしかないじゃない? 個人輸入を!


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posted by Tig3r at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | キッチン日記