2008年03月19日

VB.NETでPingを打つ

さて、今回製造するアプリケーションでは、ネットワークの生死監視を行うにあたり、Pingを利用することになっている。ということで、VB.NET環境化にICMPスタックを組みこまなくてはならな…
 
…いなんてことは多分ないはずだ。.NET環境でそのあたりがカプセルされたクラスがきっとある。ぐぐって1ページ目にきっとある。
 
あった。My.Computer.Network.Pingメソッド。
Systemクラスへの別な、そして簡易なアクセス手段として、Myクラスが提供されている。
 
じゃあ、Pingを打ってみよう… 
Myクラスを使うと、ソースが至極簡単。基本的には以下の一行で済んでしまう。
Dim PR as Boolean = My.Computer.Network.Ping(AddressOrURI,TimeOut)
AddressOrURIには、PING先アドレスもしくはPING先のURIを指定。
TimeOutにはタイムアウトに要する時間をミリ秒で指定。省略可能で省略時は500ミリ秒。
 
これだけで、PINGの結果がNetworkInformation型じゃなく、TrueかFalseのBooleanで得られる。便利じゃないか?
 
ただし、実際に使うときには、自らのネットワークが死んでたり、あるいはURIがNULLだったり、あるいは名前解決が不可能だったりといった理由によって、それぞれの例外が発生するので、例外キャッチ必須。
便利になったものですね。
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posted by Tig3r at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | VB.NET
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