2010年09月25日

セットトップボックスとしてのWindows7+ATOMの可能性

(前略)というわけで、我が家では納戸に放り込んであるNASに種々の映像ソースが溜まってきており、自分の作業場所のPCや、妻の作業場所のPCから問題なく視聴できるのだが、問題はこれをリビングのTVで見ようとした場合だ。何せリビングの古臭いTVには古臭いHDD/DVDレコーダーがぶら下がっているのみで、宅内Etherに参加もしていない。そのため、動画をTVで、という場合には、PC側で動画をDVD-VIDEOにオーサリングし(最初からDVD-VIDEOの場合はその必要はない)、それをDVD-RかDVD-RWに焼いて、リビングのDVDプレーヤーで見るという方法しかない。また、元のソースが4.7Gに収まらない場合など、再エンコードをして画質を落とすか、あるいはDVD-R DLを使って焼きこみ失敗率を上げるかという状況だった。

あまりに非効率なので、リビングTV用セットトップボックスPCを作ることにした。
要件は
  • できるだけ小型・省消費電力・静音
  • ネットワーク上のビデオソースを再生するのが目的
  • HDビデオが再生できる性能
  • 出力はVGA,ただし将来を見てHDMIも欲しい
  • リモコンか無線デバイスで操作可能
とした場合、ATOM330+IONチップセットにWindows7、WindowsMediaCenterを使ってリモコン操作、というのが一つのソリューションになるかと思う。

そんなわけで、KEIAN JETWAY ION+ATOM330ベアボーンを入手し、メモリを4G積んで、Windows7 Professionalを導入。TVと接続した。このベアボーンにはリモコンも付随しているので好都合だ。

Windows7になって、WindowsMediaCenterがほぼすべてのグレードに添付されてくるようになり、認知度は徐々に上がっていると思われるけど、まだまだ一度も使ったことがない人が多いのではないだろうか。そういう人は使ってみるべきだ。Windowsも7になって、DVD再生もTSファイルの再生もネイティブで行けるようになっており、WMCの実用度は過去最高になっている。手持ちのDVDプレーヤーや音楽プレーヤーの、限定されてかつもったりしたインタフェースに比べると、いや比べることは基本的にできないほど操作性が良い。もちろん、リモコン前提で作られたUIなので、マウスとキーボードがフルに使えるPCの操作感よりは劣るのだが、比較するべきはそこじゃないからね。

Windows7のホームネットワークを利用可能な状態にしておくと、他のPCの「ライブラリ」に入っている音楽やビデオ、ピクチャの資源をホームネットワーク内でほぼシームレスに相互利用できるので、ネットワーク上にある資源もたやすく扱える。

一つ難点があるとするならば、NAS上においてあるISOファイルをVCDなどにマウントして視聴する、ということがリモコンだけではできなかったことだが、これについてはまた後に考えることとする。

ATOM330+ION+Windows7+WMCでのセットトップボックスは、下手な製品よりもよほど使い勝手がよいということがわかった。OSを除き中古パーツやバルク品などを上手く利用すれば3万円前後で作成可能なのも魅力。今後この環境で今後もいろいろ実験していく所存。

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posted by Tig3r at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows Media Box 実験
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