2010年10月04日

セットトップボックス2台目

リビングTV下にWindows7を利用したセットトップボックスを配置して、考えられないほど快適な動画視聴環境・TV録画環境が出来上がったので、同じ環境を寝室のTVでもと、もう一台作成してみることにした。

置き場所の制約とか、今後のTV系の買い替え計画に照らして、寝室TVがこの後数年内にフルHDになることはない、と判断し、D-SUBで縦768程度の解像度で、動画が普通に再生できればOKのスペックを狙って作ることにした。

ただし、ケースはラック内に置かれるわけじゃなく、見える場所に置かれてしまうので、小さくて見た目が美しいものを選ぶことに、また前に作ったセットトップボックスはリモコンの感度が今一つで、受光部正面で操作しないとなかなか拾わなかったので、そのあたりも考慮してパーツ選定をした。


ケースはとにかく小さくて見栄えのいいものを選びたかったので、ファスト オリジナルminiITXケース ブラック&鏡面フロントパネル A-ITX-100P090S を使った。市販のmini-ITXケースでは最も小さいケースの一つで、前面がアクリル鏡面パネルになっていて部屋においても邪魔くさくない。奥行きも幅もちょっとしたゲーム機より小さいくらいのもので非常に邪魔にならない。中のケーブルの取り回しに少々苦労したけど、まあ問題はなし。スリム光学ドライブベイと2.5インチベイがあるけど、今回光学ドライブは割愛。



マザーは、発熱・性能・入手性・価格のバランスから、最近の超どこでも売ってるマザーボードである、IntelのBOXD510MOを選択。7千円台で1.66GHzデュアルコアのCPUがついてて、あとメモリとHDDだけ足せばOKで8千円を切る、というコストパフォーマンスは、なかなか他に得難い。所詮ATOMと言ってしまえばその通りなのだが、用途を限ってATOMを選択というのはアリだ。



あと、セットトップボックスには欠かせないパーツとして、WMCリモコン。とにかく受信感度が良い、というか、指向性が弱くどこを向けていても大丈夫なものをと考えて、ピクセラ 2.4GHz無線リモコン StationTV RF Remote PIX-RM015-PUWを選ぶ。文字通り赤外線ではなく、2.4GHz帯の電波を利用したリモコンで、レシーバーを背面のUSB端子につけられるし、方向を問わず到達距離も最大10mとなかなか長い。
それと、これは後で気が付いたのだが、いくつかのキーがnキーロールオーバー対応しているようで、複数ボタンの同時押しを拾ったりする。後にこの特性に気づき、また別の実験を行ったのでそれは別項で。



メモリはいつものように交換保障付の中古メモリDDR2-800 2G×2、HDDは手元にあったSATA2.5 80Gを流用することにした。

しかし、最近はこのへんのパーツが、札幌駅周辺のTWO TOP、ヨドバシ、じゃんぱら、ドスパラ、DEPOツクモ、ちょっと足を伸ばしてDO-夢くらいを歩き回ることで、それぞれそんなに秋葉価格と変わらない値段で入手することができる。あんまり変わったものは置いてないけど、かえって中央では品不足なものもあったりして、札幌パーツロード(今命名した。北5西5から北8西5あたりの道)は充実を見せている。

というわけで特に特色も問題もなく組んだSTP二号機は、SD画質でのビデオ再生において必要十分な性能を見せ、寝室テレビ横に小さく設置されている。今はただ妙に反応のいいだけのリモコンが、後に大きな財産になろうとは未だ知るよしもなかった。


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posted by Tig3r at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows Media Box 実験
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